介護の世界介護の世界

熊本県
ホームヘルパー
協議会へ
ズームアップ!

介護業界は日々どのように変化しているのでしょうか。
介護業界で積極的な取り組みを行っている方へズームアップしてお話しを聞いてみました。

いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らすために在宅ケアの最前線と最後の砦を担っています。

 熊本県ホームヘルパー協議会はホームヘルプサービスの発展向上を目的として、全国的に情報を共有しながら実態調査や研究協議を重ね、より質の高いサービスの提供と働きやすい環境づくりを目指す団体です。現在熊本県内には260人(141の事業所)の個人会員が所属していて、研修会や意見交換会などを行いながら資質の向上と在宅福祉の充実に努めています。

 ホームヘルパーの仕事は、利用者の生活の場を訪問して、計画に基づき原則1対1でサービスを提供するので、より高い倫理観が必要となります。ご利用者とのコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、状態や意向に合わせて、介護度の維持や重度化防止の支援が求められます。単なる家事代行ではなく、食事を一緒に作ったり、着替えや排泄、入浴などでも本人ができることは本人が継続して行えるよう意欲を引き出しながら、自立を促すのがホームヘルパーの仕事です。

 訪問介護業界を取り巻く環境は厳しい状況にあります。とくにホームヘルパーの高齢化による担い手不足が大きな課題です。残念なことに若い人たちは1対1のサービスに抵抗を持っている方も多いようです。今は福祉系高校を訪問してホームヘルパーの意義と魅力を伝える活動を行っています。今後はICTを活用したサービス提供の見える化や事務効率を向上させて負担を減らし、積極的に地域の小中学校などとも交流を図りながら在宅福祉の重要性を理解してもらい、ひとりでも多くの方に興味を持って欲しいと願っています。

 誰もが住み慣れた地域で最期まで自分らしく生きるうえで、ホームヘルパーはとても身近な存在であり、また介護を必要とされる高齢者や障がい者の方と社会を繋ぐ重要な架け橋でもあります。在宅福祉を担うという気概を持ったホームヘルパーの育成にも尽力したいと考えています。

熊本県ホームヘルパー協議会
事務局 ☎ 096-324-5470
(熊本県社会福祉協議会地域福祉課内)

会長 田尻 亨さん

介護福祉士

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熊本県
歯科衛生士会へ
ズームアップ!

介護業界は日々どのように変化しているのでしょうか。
介護業界で積極的な取り組みを行っている方へズームアップして
お話しを聞いてみました。

いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らすために在宅ケアの最前線と最後の砦を担っています。

熊本県ホームヘルパー協議会 会長 田尻 亨さん

熊本県ホームヘルパー協議会
事務局 ☎ 096-324-5470
(熊本県社会福祉協議会地域福祉課内)
会長 田尻 亨さん
介護福祉士

 熊本県ホームヘルパー協議会はホームヘルプサービスの発展向上を目的として、全国的に情報を共有しながら実態調査や研究協議を重ね、より質の高いサービスの提供と働きやすい環境づくりを目指す団体です。現在熊本県内には260人(141の事業所)の個人会員が所属していて、研修会や意見交換会などを行いながら資質の向上と在宅福祉の充実に努めています。

 ホームヘルパーの仕事は、利用者の生活の場を訪問して、計画に基づき原則1対1でサービスを提供するので、より高い倫理観が必要となります。ご利用者とのコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、状態や意向に合わせて、介護度の維持や重度化防止の支援が求められます。単なる家事代行ではなく、食事を一緒に作ったり、着替えや排泄、入浴などでも本人ができることは本人が継続して行えるよう意欲を引き出しながら、自立を促すのがホームヘルパーの仕事です。

 訪問介護業界を取り巻く環境は厳しい状況にあります。とくにホームヘルパーの高齢化による担い手不足が大きな課題です。残念なことに若い人たちは1対1のサービスに抵抗を持っている方も多いようです。今は福祉系高校を訪問してホームヘルパーの意義と魅力を伝える活動を行っています。今後はICTを活用したサービス提供の見える化や事務効率を向上させて負担を減らし、積極的に地域の小中学校などとも交流を図りながら在宅福祉の重要性を理解してもらい、ひとりでも多くの方に興味を持って欲しいと願っています。

 誰もが住み慣れた地域で最期まで自分らしく生きるうえで、ホームヘルパーはとても身近な存在であり、また介護を必要とされる高齢者や障がい者の方と社会を繋ぐ重要な架け橋でもあります。在宅福祉を担うという気概を持ったホームヘルパーの育成にも尽力したいと考えています。

ホームヘルパーってどんな仕事をしているの?

熊本県ホームヘルパー協議会の理事のメンバー