地域連携室にズームイン!!!

地域連携室

患者の医療機関への支援から、在宅介護・施設介護をはじめ、
行政や福祉に係る多くの施設を繋ぐ「総合支援窓口」です。

青磁野リハビリテーション病院地域医療連携室

青磁野リハビリテーション病院地域医療連携室のみなさん青磁野リハビリテーション病院
地域医療連携室のみなさん

入院から退院後の療養生活まで
頼れるパートナーでありたい

開院して79年、地域に根差した医療を提供している『青磁野リハビリテーション病院』。外来や地域包括ケア病棟を活かした「かかりつけ医」としての医療、回復期リハビリテーション病棟を中心とした急性期病院との連携医療、在宅生活を支える老健施設や訪問診療などを通した医療、健診センターによる予防医療と、地域へのトータル的なケアを提供しています。

「地域医療連携室には看護師3名、医療ソーシャルワーカー10名が在籍しています。前方担当と後方担当に分かれており、前方では主に急性期病院や地域の病院、クリニックからの入院調整を担い、後方では退院支援のほか入院から退院までの悩み事、退院後の療養生活についての相談に対応しています」と社会福祉士の吉村敬史課長。時には患者や家族の転院に対する不安を軽減するために、入院先の病院に出向いたり、事前見学も受け入れています。

同院は障害者一般病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、医療療養病棟、介護医療院と5つに分かれています。「それぞれの病棟に特徴があるので、個々の病状や状況を把握して、適切なケアが受けられるように調整するのも重要な仕事です」と吉村課長。さらに、地域医療連携懇話会を定期的に開催し、地域の病院やクリニック等と顔と心の見える関係を築いています。退院後の生活を含め、患者が安心して暮らしていけるよう連携強化を進めています。

独自で取り入れている「試験退院」も特徴の一つ。一定期間試験的に退院をし、介護保険サービス等を利用しながら在宅生活を体験するシステム。退院後の生活を現実的にとらえることで、本人や家族の不安を軽減し退院を目指します。試験退院期間中は、病棟や在宅部門のスタッフが訪問や電話で評価を繰り返し、最終的に自宅訪問や外来診察にて本退院できるか判断します。もし、不安が解消されない場合はすぐに再入院が可能です。

入院から退院、さらには退院後の在宅療養生活まで安心して生活が送れるよう「Be the Best Partner~いつも頼れるパートナーでありたい~」をスローガンに、法人全体で地域を支えます。

地域の医療、福祉、健康づくりに貢献する『青磁野リハビリテーション病院』地域の医療、福祉、健康づくりに貢献する
『青磁野リハビリテーション病院』