介護の世界介護の世界

熊本県
歯科衛生士会へ
ズームアップ!

介護業界は日々どのように変化しているのでしょうか。
介護業界で積極的な取り組みを行っている方へズームアップしてお話しを聞いてみました。

高齢になっても健康でいきいきと過ごすため口腔ケアでサポート

 1948年に歯科衛生士法が制定され、2018年に70周年を迎えました。熊本県歯科衛生士会は、昭和40年(1965年)に発足し、2019年7月現在、会員数は509名です。同会は、歯科衛生士の資質の向上や倫理の高揚をはかり、県民へ歯科衛生士の普及啓発を主な目的として活動しています。専門的スキル、リーダー育成、新人育成、地域歯科保健、学校歯科保健、診療所部門、病院歯科部門、介護部門、広報、地担当の10の委員会と熊本市、有明、山鹿市、菊池郡市、阿蘇郡市、宇城、上益城郡、八代郡市、水俣・芦北郡市、人吉・球磨郡市、天草郡市の11の支部から成り立っており、委員会ごとに研修や交流、公益目的事業の企画などを行っています。

 生きていく上で大切な食事や会話は、歯や口が健康でなければ楽しむことができません。自治体などの依頼を受けて行う歯科保健指導では、乳幼児から高齢者まで各ライフステージに応じた口腔ケアの方法をアドバイスしています。特に高齢者は噛んだり飲み込んだりする機能が低下しているので、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高くなります。高齢者や介護に携わる方には、日ごろから実践できる口腔ケアの方法を紹介し、機能の維持・向上をサポートします。また、要介護認定を受けている方、身体的・精神的な障害がある方、歯科がない病院に入院中の方など、自分で歯科医院へ通院するのが困難という方には、訪問しての口腔ケアや歯科保健指導も行っています。むし歯や歯周病、そこから派生したさまざまな病気で苦しむ前に、自分ができる対策をしることも大切です。

 熊本県歯科衛生士会では年1回、県民公開講座を開催しています。2018年は「口元ビューティー」と題し、口腔ケアと表情筋について美容的なアプローチで講師に講演してもらいました。2019年は「口腔がん」をテーマに11月10日(日)開催予定です。

公益社団法人 熊本県歯科衛生士会
事務局 ☎ 096-360-3415

会長 越川 由紀さん

歯科衛生士

介護の世界介護の世界

熊本県
歯科衛生士会へ
ズームアップ!

介護業界は日々どのように変化しているのでしょうか。
介護業界で積極的な取り組みを行っている方へズームアップして
お話しを聞いてみました。

高齢になっても健康でいきいきと過ごすため口腔ケアでサポート

公益社団法人 熊本県歯科衛生士会 会長 越川 由紀さん

公益社団法人 熊本県科衛生士会
事務局 ☎ 096-360-3415
会長 越川 由紀さん
歯科衛生士

 1948年に歯科衛生士法が制定され、2018年に70周年を迎えました。熊本県歯科衛生士会は、昭和40年(1965年)に発足し、2019年7月現在、会員数は509名です。同会は、歯科衛生士の資質の向上や倫理の高揚をはかり、県民へ歯科衛生士の普及啓発を主な目的として活動しています。専門的スキル、リーダー育成、新人育成、地域歯科保健、学校歯科保健、診療所部門、病院歯科部門、介護部門、広報、地担当の10の委員会と熊本市、有明、山鹿市、菊池郡市、阿蘇郡市、宇城、上益城郡、八代郡市、水俣・芦北郡市、人吉・球磨郡市、天草郡市の11の支部から成り立っており、委員会ごとに研修や交流、公益目的事業の企画などを行っています。

 生きていく上で大切な食事や会話は、歯や口が健康でなければ楽しむことができません。自治体などの依頼を受けて行う歯科保健指導では、乳幼児から高齢者まで各ライフステージに応じた口腔ケアの方法をアドバイスしています。特に高齢者は噛んだり飲み込んだりする機能が低下しているので、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高くなります。高齢者や介護に携わる方には、日ごろから実践できる口腔ケアの方法を紹介し、機能の維持・向上をサポートします。また、要介護認定を受けている方、身体的・精神的な障害がある方、歯科がない病院に入院中の方など、自分で歯科医院へ通院するのが困難という方には、訪問しての口腔ケアや歯科保健指導も行っています。むし歯や歯周病、そこから派生したさまざまな病気で苦しむ前に、自分ができる対策をしることも大切です。

 熊本県歯科衛生士会では年1回、県民公開講座を開催しています。2018年は「口元ビューティー」と題し、口腔ケアと表情筋について美容的なアプローチで講師に講演してもらいました。2019年は「口腔がん」をテーマに11月10日(日)開催予定です。

歯科衛生士ってどんな仕事をしているの?

2018年11月に行われた県民公開講座の様子