介護の世界介護の世界

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介護業界は、日々どのように変化しているのでしょうか。介護業界で    
積極的な取り組みをされている方へズームアップして、お話しを伺いました。

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言語聴覚士へ
ズームアップ!

介護業界は、日々どのように変化しているのでしょうか。介護業界で積極的な取り組みをされている方へズームアップして、お話しを伺いました。

一般社団法人 熊本市薬剤師会 会長 丸目新一さん

一般社団法人 熊本市薬剤師会

会長 丸目 真一さん

在宅医療における薬剤師の役割
多職種連携と適切な服薬管理

熊本市薬剤師会は1991年に法人化して、今年で32年目を迎えました。当初は会員数100人ほどでしたが、現在は876人の会員とともに活動しております。その活動の一つが、当会が運営している熊本市中央区本荘にある『くまもと中央薬局』です。当薬局では、夜間・休日の救急調剤を行っていて、会員が交代で夜間や休日、年末年始などの救急医療に携わっています。長年にわたって救急医療活動を続けていることで、薬剤師会として全国で初めて国から表彰を受けました。また、熊本県内では多くの薬局が輪番制で休日当番として、救急医療の現場を支えています。

薬剤師の職場は、病院、薬局、行政、教育機関、製薬会社と幅広く、業務内容も医療・一般用の薬品の取り扱いだけではありません。例えば市町村等から委託を受けた学校薬剤師は学校の衛生管理やプールの水質検査、教室の照度や騒音検査等、あるいは健康食品の有効利用の推進、薬物乱用防止活動など市民の健康維持促進や公衆衛生の向上にも取り組んでいます。

これからの超高齢化を考えると、ますます在宅医療の必要性は高まります。高齢者の場合、複数の病院を受診することも多く、薬の飲み忘れ、重複や飲み合わせの問題など薬の管理は複雑で、薬剤師の役割は大きいものと考えています。薬剤師が積極的に在宅医療にも関わり、薬の効果や副作用の有無の確認、睡眠、食事、運動や排泄など生活全般も把握しながら、総合的にチェックして薬の管理をしていく必要があります。さらに患者さんの状態を随時医師と連携することはもちろん、多職種とも連携しながら在宅医療を支えていきたいと思っています。

ご存知のように医療の進歩は目覚ましく、日々高度な薬の開発が進んでいます。それらに対応するために、当会は積極的に研修会を開催しています。これからも個々のスキルアップを図り、薬剤師としての務めを果たしてまいります。