年別アーカイブ: 2022年

御船町にオープンした住宅型有料老人ホーム『まるもり熊本』様のご紹介です!

2022-12-24 08:23

おはようございます🎅 今日はクリスマスイヴですね🎄💕  今年も残り1週間となりました✨   最近底冷えの寒さが続いて、気圧の変化に身体がついていかない方も多いのではないでしょうか? 私もその一人です😅   皆さん、年末年始お忙しいと思いますが、風邪ひかないように体調管理には気をつけて下さいね😊

さて、本日は先月11月に御船町にオープンした住宅型有料老人ホーム『まるもり熊本』様のご紹介です✨  こちらは株式会社HKオフィス様が運営母体で、御船以外にも長嶺や戸島にデイサービス、宇城市に有料老人ホームを運営され、福祉コンサルティングやWEBサイト制作等もされている会社が母体になります。場所は、御船町のコストコさんから、平成音楽大学に向かう途中になります!

一枚目の写真は『まるもり熊本』様の夜の外観写真になります✨ 夜はライトアップされて、とても幻想的ですね。澄みきった空気の夜空に星が綺麗に見えるそうですよ✨

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緑溢れる環境の中、木造平屋造りの建物は和風モダンになっており、中に入ってみると旅館を思わせるような雰囲気で心落ち着く空間が広がります🏘✨

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館内にはナースステーションがあり、医療的ケアがある方も相談可能です。認知症の方も入居可能。最期の看取りまで対応可能です。経験豊かな看護師さんが在籍されているそうで、心強いですね😊

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ちょうど私がお邪魔した時は、こちらのリビングルームで盛田社長自ら研修をされており、スタッフ教育にも力を入れていらっしゃいます😊

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館内は個室26室あり、広々途中した廊下を挟んで両側にお部屋があります。和風モダン造りの廊下の天井は、旅館を思わせるような優雅な雰囲気です✨

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次の写真は居室のモデルルームですが、窓を開けると自然豊かな環境に包まれているので、季節によって自然の変化を感じる事ができます😊  居室にはエアコン、照明、収納棚、カーテンがついており、ベッドはレンタル(介護保険を利用)になります。

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館内には重度な方も入浴できる機械浴が設置されており、寝たきりの方も安心してご利用できるようになってます🍀

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最後の写真は、館内の玄関入り口に飾ってある御船の目艦橋の絵の前で、『まるもり熊本』の盛田博子施設長(向かって右側)と総務の盛田知宏さん(向かって左側)です。20年以上介護職に従事されている盛田施設長。趣味は料理で、ご自身で作るのも得意だそうで、美味しいものを食べに行かれるのも大好きだそうです😋  もちろん、入居者様へのお食事も美味しいものを提供したい!という思いも強く、入居者様からは食事が美味しい!と評判だそうです!  そんな利用者様思いで、いつも明るく元気な盛田施設長からの一言メッセージです。「家庭的で温かい、安心のホームを目指しています。私自身の両親が御船町出身ということもあり、大好きな故郷に貢献したいという想いから「まるもり熊本」をスタートさせました。利用者様とご家族に寄り添う、温かいホームです。スタッフを家族と思って、遠慮せずに何でもお話下さい」

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『まるもり熊本』様は、まもなくオープン2ヶ月になりますが、お部屋の空き数も残りわずかになっているそうです!気になられる方は、是非お問い合わせを!見学の際には、予約を入れて行かれてみて下さいね😊

『まるもり熊本』様の詳細はこちら

 

 

 

 

 

た・よ・り別冊版『在宅支援ハンドブック冬・春号vol.5』本日発行致します

2022-11-28 08:00

おはようございます😊

高齢者の住まいと生活を応援する情報誌 た・よ・り別冊版『在宅支援ハンドブック冬・春号vol.5』が本日発行致します。在宅で過ごされている高齢者の皆様やそのご家族の方々が知りたい医療・介護のサポートの情報や生活支援の情報などを一冊にまとめ、カテゴリ分けにし、幅広くご紹介させていただいております。

『在宅支援ハンドブック』の設置箇所は熊本県内の各区役所、市町村役場、病院、調剤薬局、居宅介護支援事業所などに無料配布しております。是非、お手に取ってご覧下さい。

『在宅支援ハンドブック』に関するお問い合わせは (株)柊喜コネクト➿0120-15-1500まで。

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第8回ささえりあ清水・高平主催オンライン講座に参加させていただきました!

2022-11-16 11:48

こんにちは😊 たよりスタッフの宮﨑です。今日は良いお天気ですね!週末はお天気が崩れそうですが、その後寒くなるんでしょうね〜🍃  さて、先日北区山室にあります、ささえりあ清水・高平様主催のオンライン講座にて『高齢者住宅の種別について』という内容で、お話させていただきました🍀  今回は地域の民生委員さんがオンラインで20名ほど参加されましたよ!(皆さんスタンバイバッチリです!)

久しぶりの出前講座✨ 緊張〜ドキドキしました😅

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写真はささえりあ清水・高平様の事務所です😊 場所は機能病院さんの隣になります!

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弊社で作成した資料から高齢者住宅の種別や熊本の施設の相場、入居費用や選ぶポイントなどについてお話させていただきました😊

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パソコンに向かって話しをしている様子です😊

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『た・よ・り』をご存知の方も数名おられました😊     ありがとうございます✨

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次の写真は、今回声をかけていただきました生活支援コーディネーターの橋本さんと社会福祉士の坂井さん。 お二人とも終始笑顔で明るく、 何から何までバッチリセッティングしていただいていて、オンラインでの出前講座は初めての私でも、無事話しをする事ができました😅

貴重な体験をさせていただきありがとうございました✨

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次回のささえりあ清水・高平様のオンライン講座は医療・介護連携研修会『認知症について』熊本脳神経外科病院の冬田修平先生の講演が開催されます。興味のある方はささえりあ清水・高平様(096-343-0170)にお問い合わせされてみて下さいね!

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高齢者の住まいと生活を応援する情報誌『た・よ・り在宅支援ハンドブック』冬・春号vol.5』ここまで完成しました!

2022-11-11 08:09

皆様  おはようございます!   たよりスタッフの宮﨑です✨  11月は紅葉🍁の時季ですが、まだ日中が暑いですよねー😅   車の中は暖房入れたり、まだクーラー入れたりとしていますが、今年は通年より紅葉を観れるのが遅くなりそうな感じがするのは私だけでしょうか☺️🍁

さて弊社の発行する『た・よ・り在宅支援ハンドブック冬・春号vol.5』がいよいよ発行真近となり、やっとここまで完成しました\(^o^)/

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『在宅支援ハンドブック』は在宅で過ごされている高齢者の皆様の生活する上でのお困り事や知りたい情報を一冊にまとめ、業種別に紹介している情報誌になります🍀

今回、特集①では『火災原因の2大トレンド!「人的ミス」と「電気機器由来」在宅高齢者は特に備えを』と題しまして、熊本市消防局 予防課主査の中田浩一様にお話を伺いました! また特集②では『より質の高い医療と介護のために! くまもとメディカルネットワーク』と題しまして、熊本県医師会 副会長   金澤知徳様にお話を伺いました! どちらも内容の濃い記事になっております。

発行は今月末を予定しております! どうぞお楽しみに😊✨

 

医・食・住のヘルスケアテーマパーク『メディメッセ桜十字』様 内覧会に行ってまいりました!part2

2022-10-28 08:00

おはようございます☺️  たよりスタッフの宮﨑です。今月10月1日にオープンした『メディメッセ桜十字』様の内覧会に先日参加させていただき、たよりのブログでご紹介させていただきましたが、引き続きpart2として『食』と『住』のエリアをご紹介させていただきます✨

まず『食』のフードゾーンでは、『SAKURAJYUUJI KITTINN』『マルタスジェラート』『Healthy Kitchen』など『食』を通して心も身体も満たされる空間が広がります✨

ビストロカフェ『SAKURA JYUJI KITCHEN  』では、健診後の食事を一般の方にも召し上がっていただきたいという想いからオープン!😊 健診後の食事が美味しいという評判の桜十字。サンリブくまなんさんでお買い物した後、美味しい食事をして心地よいひと時を送りたいですね!

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ジェラートショップ『MARUTUS GELATO』が九州初上陸✨本場イタリアで世界チャンピオンに輝いた柴野大造氏監修のジェラートを味合う事ができます😋コンセプトは「ココロもカラダもまるっと満たす」  人気のジェラートすごく美味しいですよ💕

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次の『SAKURAJYUJI  DINING』は「ドック受信者専用」のエリアとなります。ドッグになると前日からの食事制限もあり、ドッグが終わるまで緊張が続いてますが、終わった後にホッと一息☺️ インテリアがとっても素敵で高級感あふれるゆったりとした空間の中で、体にやさしい美味しい食事をゆっくりと頂く事ができます。

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次のリビングゾーンでは、ご自分の体の状態をセルフチェックできる測定機器が設置の『メディメッセカウンター』や医、食、住に関する情報発信の『ギャラリーハウス』、お母さんたちがお茶をする傍らで安心して子どもたちを遊ばせられるような『キッズハウス』、セミナー・研修会など一般の方にもご利用いただけるレンタルスペース『COCOROOM』があります✨ 心身を整え、毎日の生活に活力を与えてくれる空間を楽しむ事ができます!

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次はメディメッセ桜十字の中にある『フォトスペース』でイケメンお二人とパチリ💕 今回、内覧会にお誘い下さったLet′sケアプラン!桜十字の江嶋さんと案内して下さった桜十字病院 地域連携室の芹川さん、本当にありがとうございました! とても貴重な時間を過ごす事ができ、とても楽しかったです😊✨ 感謝申し上げます!

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最後に💕  内覧会に参加した方へ素敵なお土産をいただきました😊   MOTTERU(モッテル)の可愛いエコバック✨ メディメッセ桜十字さんのロゴ入りです🍀 嬉しいですね✨

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今回、2回にわたって『メディメッセ桜十字』様をご紹介させていただきました! 健康診断というと職場での健康診断がない限り、ついつい後延ばしにしてしまいそうですが「カラダの声に耳を傾ける」🍀サンリブくまなんさんにお買い物に行かれる事がありましたら、ちょっと3階まで足を運んでみられてみてはいかがでしょうか?  検診センターのイメージが変わるかもしれませんよ✨

『メディメッセ桜十字』様の詳細はこちら
 

『た・よ・り高齢者住宅専用ポータルサイト』の2022−2023 秋・冬号への更新が完了致しました!!

2022-10-26 12:01

『た・よ・り高齢者住宅専用ポータルサイト』の2022−2023 秋・冬号への更新が完了致しました!

介護業界を支えている皆さんの記事や、特集ページが盛りだくさんです!

掲載施設のお部屋の空き状況も更新しております!

どうぞご覧ください!

詳しくは こちら

医・食・住のヘルスケアテーマパーク『メディメッセ桜十字』様の内覧会に参加させていただきました!part1

2022-10-18 09:30

おはようございます。たよりスタッフの宮﨑です😊 10月も半ば過ぎ、昨日の雨で今日から気温が下がるようですが、確かに寒くなり秋めいてまいりました🍃  秋の空って、気持ち良くって子どもの頃の運動会を想い出します☺️ もうじきすると紅葉が楽しみですね🍁 季節の変わり目、風邪引かないよう気をつけて下さいね!

さて、先日平成にオープンした医・食・住のヘルスケアテーマパーク『メディメッセ桜十字』様の内覧会にお邪魔させていただきました😊 10月5〜7日の3日間で行われた内覧会には医療・介護関係、一般の方など約600名の方々が内覧に来られたそうです!  すごいですね〜❣️ 今回、2回にわけてたよりのブログでご紹介させていただきます✨

『メディメッセ桜十字』様はサンリブくまなんさんの3階にあり、以前の桜十字健診センターの10倍のスペースがあり、各エリアでテーマが分かれています✨ 医のエリアには、人間ドッグ、定期健診、レディース検診、内視鏡検査があります。

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まず最初に「月明かりの夜」がコンセプトの『ドッグエリア』✨空港のラウンジを思わせるような空間で、ゆったりと過ごせそうですね! 6部屋ある専用問診室では保健師が各種相談から採血し、健診後の健康サポートまでされているそうです!

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次に「おだやかな夕日」がコンセプトの『レディースエリア』✨女性医師、女性スタッフによるレディース専用エリアです。夕日の温かい安らぎをイメージされており、安心感に包まれる中、乳がん検診、子宮がん検診、超音波検診が受けれます。更年期症状がある方の漢方相談もできるそうです。とても興味あります😊

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次に「夜明けの森林」がコンセプトの『内視鏡エリア』✨最大120名の検査に対応可能な熊本県下最大規模のエリアです。次世代内視鏡システムを配備。リカバリーエリアでは目覚めを邪魔しない落ち着いた照明で、過ごす事ができるそうです。

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内視鏡検査を待っている時間も、不安感を取り除いてくれそうな空間です✨

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『診察エリア』ではメディメッセ桜十字 予防医療センター センター長の光山勝慶医師が診察を担当。【専門分野は、内科、生活習慣病、動脈硬化、循環器疾患】「受けっぱなし」を防いで、地域の専門医療機関と連携し早期治療を目指されています。

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次に「ひるなかの散歩道」がコンセプトの『健診エリア』✨ ひなたの温かさを感じながら、心地よい散歩道を歩くイメージです。健診指導ITシステムが各検査の混雑を考慮し、効率的に受信者を誘導します。

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「ひなたの小路」がコンセプトの『保健指導エリア』✨ 保健指導は個室を8部屋用意されており、プライバシーが確保されます。運動習慣のきっかけとなる体操とプランニングを行えるムーヴスタジオを新設。カラダに合わせた運動をサポートします。

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カラダの声に耳を傾ける…🍀  日々忙しい毎日の中で、このような心地よいゆったりとした空間の中でカラダの声を聞いて、ゆったりと向き合う事って大事な時間ですよね😊

『メディメッセ桜十字』様へのお問い合わせは→0570-550-182まで✨
詳細はこちら

次の投稿では、食・住のエリアをご紹介させていただきます。お楽しみに!

 

 

高齢者の住まいと生活を応援する情報誌『た・よ・り』秋冬号vol.16本日発行!

2022-10-05 09:07

おはようございます。たよりスタッフの宮﨑です😊 お待たせいたしました! 高齢者の住まいと生活を応援する情報誌『た・よ・り』秋冬号vol.16本日発行致します。

高齢者の住まいと生活を応援する情報誌『た・よ・り』は、熊本県内の各行政機関、病院、調剤薬局、地域包括支援センター、介護施設、社会福祉協議会、居宅介護支援事業所などに無料設置させていただいております。

新しくオープンする施設や初めてたよりにご掲載をいただいた施設情報も掲載しております。是非お手に取ってご覧下さい! また弊社では、有料老人ホームをお探しの方の施設選びのご相談も受付けております。気軽にご相談下さい。

お問い合わせはこちらまで   (株)柊喜コネクト 0120−15−0075😊

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シニアも熱中する注目の「e-スポーツ」

2022-09-16 15:43

高齢者の健康をサポート!
シニアも熱中する
注目の「e-スポーツ」

「e-スポーツ」と聞けば、若者がハマっているコンピューターゲームと、想像する方も多いはずです。
いえいえ、時代は常に進化しているのです。今や高齢者がe-スポーツに挑戦する時代です。
シニアも熱中するe-スポーツとはどんなものか、『UDe-スポーツ協会』の池田竜太代表理事にお話を聞きました。

一般社団法人 UDe-スポーツ協会 代表理事 池田 竜太さん
一般社団法人
UDe-スポーツ協会 代表理事
池田 竜太さん
熊本eスポーツ協会公認指導員
理学療法士

高齢者の健康をサポート!
シニアも熱中する
注目の「e-スポーツ」

「e-スポーツ」と聞けば、若者がハマっているコンピューターゲームと、想像する方も多いはずです。いえいえ、時代は常に進化しているのです。今や高齢者がe-スポーツに挑戦する時代です。シニアも熱中するe-スポーツとはどんなものか、『UDe-スポーツ協会』の池田竜太代表理事にお話を聞きました。

一般社団法人
UDe-スポーツ協会 代表理事
池田 竜太さん
熊本eスポーツ協会公認指導員
理学療法士
一般社団法人 UDe-スポーツ協会 代表理事 池田 竜太さん

簡単な操作で高齢者も挑戦!
オンラインで幅広い交流を

『UDe-スポーツ』とは、「ユニバーサルデザイン・エレクトロニック・スポーツ」の略で、年齢、障害に関わらず誰でもコンピューターゲームに参加できるゲームです。一般的なコンピューターゲームと言えば、高度な技術や反射神経を必要とするものが多いですが、UDe-スポーツは、高齢者や障害を持った人でも気軽に参加できるよう、専用のゲームソフトを開発して普及しています。

昨今のコロナ禍において、感染予防のために人と人の距離をとる生活が続いています。特に高齢者や障がい者施設では、家族との面談ができなくなったり、外出の機会が減ったりして、コミュニケーションが取りづらくなり寂しい思いをされている方が多いと思います。UDe-スポーツはそんな高齢者施設などで、気軽に始められるよう開発したゲームで、楽しみながら脳や視覚に刺激を与え、さらに達成感も味わうことができるよう工夫されています。またオンラインで施設外の方と対戦することもでき、新たなコミュニティツールとして期待されています。

次第に熱がこもって対戦する男性の高齢者次第に熱がこもって対戦する男性の高齢者
最初は「できない」と言っていた女性もすぐに慣れて積極的に参加されるようになった最初は「できない」と言っていた女性も
すぐに慣れて積極的に参加されるようになった
運動会の種目を行うゲーム。童心にかえって大変楽しまれる高齢者が多い
運動会の種目を行うゲーム。童心にかえって大変楽しまれる高齢者が多い
運動会の種目を行うゲーム。童心にかえって大変楽しまれる高齢者が多い

脳の血流が良くなり、注意力が向上!
高齢者の介護予防にも

ゲームを行うには、テレビとパソコンがある環境で専用のボタン型のスイッチを用意していただければ、直ぐに始められます。ゲームソフトは、高齢者や障がい者の方に向けたものなので、操作は簡単で例え麻痺や筋力低下があったとしても簡単に操作できます。激しい運動はありませんが、体を動かすゲームもありリハビリにもなります。

高齢者サロンで実際に使って効果検証をおこなったのですが、顕著に脳の血流が増え“注意力”機能が向上したのです。この結果は各機関や高齢者施設などが大変注目していて、認知症予防や脳の活性化に役立つのではないかと考えています。何より、一番の効果は参加した高齢者の多くの方が笑顔になって目を輝かせていることです。最初はほとんどの方が「私はよか」「ゲームなんてしきらん」と躊躇されますが、一人参加されるとそれを見て自分もできるのではと、次々に挑戦されるのです。ゲームに参加しなくても、観戦しているうちに応援する雰囲気になって、気づけば笑い声や拍手が起こってその場が和むのです。何歳になっても新しいことに挑戦できる、ゲームを通してそんな体験を味わって欲しいと思っています。

ゲームは高齢者の方も使いやすいようボタン型のスイッチを使用。簡単操作で誰でも参加できるゲームは高齢者の方も使いやすいようボタン型のスイッチを使用。簡単操作で誰でも参加できる
eスポーツを継続して行った高齢者の注意力に関する検査(TMTA,B)では、90%以上の方に注意力の向上がみられた!
eスポーツを継続して行った高齢者の注意力に関する検査(TMTA,B)では、90%以上の方に注意力の向上がみられた!
eスポーツを継続して行った高齢者の注意力に関する検査(TMTA,B)では、90%以上の方に注意力の向上がみられた!

高齢者や障がい者の方が
指導者となって自立した活動を目指す

現在、自治体や教育機関、企業と連携して、高齢者や障がい者施設、地域の交流サロン、学校などに向けた普及活動もおこなっています。UDe-スポーツの一番の利点は、誰でも簡単に始められること。場所もほとんど取らず、また移動を伴わずして、他地域の人との交流を深められることです。私たちは定期的にイベントを開催して、交流が少なかった高齢者と子どもたち、あるいは障がいのある方をオンラインでつないで、対抗戦をおこなったりして、互いに理解を深める活動もしています。

今は私たちが出向いてゲームの指導や大会運営などを行っていますが、将来的には各施設や地域にUDe-スポーツの指導者やボランティアの方が在籍して、自主的に活動ができるよう指導者やボランティアの育成にも力を入れています。高齢者や障がいのある方自らが指導者となれば、自立支援にもなり、またやりがいにもつながっていくと思っています。

もし、UDe-スポーツに興味をお持ちの方や施設、団体様がいらっしゃったら、私どもが現地に赴いて無料体験を行います。気軽にご相談ください。

取 材 協 力
一般社団法人UDe-スポーツ協会
☎096-344-0007

自分自身の避難スイッチマイタイムラインで設定高齢者の防災はお早めに

2022-09-16 15:42

自分自身の避難スイッチ
マイタイムラインで設定
高齢者の防災はお早めに

豪雨や台風、高潮、そして地震。熊本県はこれまで幾度も、大きな災害に見舞われてきました。
被害を最小限に抑えるには公助に頼るだけでなく、自らを守る自助や地域で助け合う共助も必要とされています。
県の危機管理防災課に熊本の災害の特長と、日頃からの備えや避難行動、防災のポイントを伺いました。

© 2010熊本県くまモン© 2010熊本県くまモン

自分自身の避難スイッチ
マイタイムラインで設定
高齢者の防災はお早めに

© 2010熊本県くまモン© 2010熊本県くまモン

豪雨や台風、高潮、そして地震。熊本県はこれまで幾度も、大きな災害に見舞われてきました。
被害を最小限に抑えるには公助に頼るだけでなく、自らを守る自助や地域で助け合う共助も必要とされています。
県の危機管理防災課に熊本の災害の特長と、日頃からの備えや避難行動、防災のポイントを伺いました。

県民の自助・共助を後押しする
「防災ハンドブック」

熊本県では大雨や集中豪雨が発生しやすく、年間降水量は東京都の約1.3倍、福岡県の約1.5倍に上ります(表参照)。しかもその約4割が6・7月の梅雨期に集中するため、この時期は土砂災害や洪水に注意が必要です。

また、近年は「令和2年7月豪雨」のように雨の降り方が“局地化・集中化・激甚化„している上、熊本県では昼間より夜間に強い雨が降ることが多いので、被害が大きくなることが懸念されます。

そこで推奨されている行動が、雨が強くなる前に明るいうちから非難する「予防的避難」です。この予防的避難を行うには、自分が逃げるべきタイミングをあらかじめ決めておくことが不可欠。「自分が助かるためにここで行動を起こす」という基準で、“避難スイッチ„とも呼ばれています。

県はこうした自助や地域ぐるみの共助を後押ししようと「防災ハンドブック」を作成。県民に配布しています。これには風水害や土砂災害だけでなく、地震、津波、高潮などの大きな災害から、一人一人が身を守るためになすべきことが記されています。

夜間に大雨や台風などが予想される場合は予防的避難を(くまもとマイタイムラインガイドブックP.3から転載)
「防災ハンドブック」の表紙
東京・福岡・熊本の年間降水量
(くまもとマイタイムラインガイドブックP.3から転載)

防災行動計画「マイタイムライン」
作成して危険を回避

防災ハンドブックは、災害の種類ごとにどのような備えが必要か、県民が各自でできる自助の取り組みは何かを整理した冊子です。多くの人の関心が高い風水害を例にとると、いつ避難するかで危険度は大きく左右されます。そこで、認識しておかなければならないのが「5段階の警戒レベル」。市町村などが発令する避難情報や気象庁が発表する防災気象情報などをレベル分けしたもので、段階ごとにとるべき行動が書かれています。一般的には警戒レベル3で「高齢者等避難」が発令され、避難に時間のかかる方(高齢者や障がい者、乳幼児等)とその支援者は避難行動が促されます。しかし、早く歩けない、避難場所まで遠い、ハザードマップで自宅の災害リスクが高いといった人は警戒レベル3の発令前に動くというように、年齢や健康状態、家族構成、地域のつながりに応じて行動をとることも大切です。

このように、自らの避難計画をあらかじめ立てておくことが重要で、それを具体化するのが「マイタイムライン」。“一人一人の防災行動計画„という意味で、マイタイムラインシートに記入して作成します。表側にはどこに誰といつ避難するか、裏側には想定する避難行動を明記。さらに、避難の準備として持ち出し品や備蓄品のリストにチェックを入れます。これを作成しておけば、そのまま災害時の自分自身の行動指針となるので心強いでしょう。マイタイムラインは専用ウェブサイトでも作成できます。


くまもとマイタイムラインシートの表側

※1 レベル5は市町村が災害の状況を確実に把握できるわけではないことから、必ず発令されるものではありません。※2 暴風特別警報、暴風警報、強風注意報については、参考として記載しています。5段階の警戒レベル(熊本県防災ハンドブックP.5から転載)
た・よ・り編集部から
た・よ・り編集部から

高齢者の方は普段から家族と防災計画を立てて、自分自身の“避難スイッチ„を明確にするマイタイムラインづくりは大切です。しかし、独居の高齢者の方が一人で作成するのはなかなか困難。そこで、地域の方やケアマネジャーなどに作成をサポートしてもらうのがいいでしょう。

また、的確な防災情報を得ることも大切で、県は防災情報メールサービスとホームページの「防災情報くまもと」「統合型防災情報システム」を通じて情報を発信しています。危機管理防災課では「高齢者の方もスマホを使いこなせる方はぜひメールサービスに登録していただきたい、支援が必要な一人暮らしの方には遠隔地のご家族がこのような情報を入手できるよう設定していただきたい」と話しています。

取 材 協 力
熊本県危機管理防災課
☎096-333-2811